『IMA』主催のポートフォリオレビュー、世界デビューのチャンス!
写真家として世界で活躍する目標をもった人たちのために、2013年より『IMA』主催で毎年一回開催されているポートフォリオレビュー。レビュワーは、ギャラリスト、編集者、キュレーター、アートディレクターなど、それぞれの分野の第一線で活躍しているプロフェッショナルです。海外からのゲストレビュワーも招聘し、作品の講評だけではなく、自分の作品を売り込む場、レビュワーにとっては新たな作家と出会う場として、新たな作家がデビューするきっかけとなっています。
過去6回の参加者からは、『IMA』誌面への掲載のみならず、国内外で『IMA』が主催するグループ展への参加や、そこから海外ギャラリーでの展示やパリフォト出展までつながった写真家もいます。「STEP OUT!」は、次世代の写真家の登竜門でもあります。今年もここでしか経験できない出会い、そして学びの場となることを目指しています。
雑誌『IMA』「STEP OUT!」のページで、作品が誌面掲載されるチャンスがあります。
(2018年実績1名、2017年実績1名、2016年実績2名、2015年実績2名、2014年実績6名)
IMAが毎年主催し、パリフォトの期間中にパリ、UNSEENの期間中にアムステルダム、そして東京の3箇所で開催している「LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS」展(特別協賛:パナソニック)への参加のチャンスがあります。
(昨年までの実績計7名)
2019年7月6日(土) 10:30 - 18:30
海岸スタジオ 〒108-0022 東京都港区海岸3-9-18
MAP年齢・プロ・アマチュアを問わず
最大64名 レビュー形式 1コマ20分
¥20,000(税込)
応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
※応募受付が完了したら応募完了メールが届きます。届かない場合はお問い合わせください。
(ファイルサイズ:1点につき最大1MB、長辺:700pixels以上を推奨、ファイル形式:JPEGのみ)
ただし、レビューのコマ数には限りがあるため、ご希望のレビュワーとならない可能性もございますので、あらかじめご了承下さい。
募集開始
5.31 FRI
募集期間
募集締切
6.20 THU
審査期間
審査結果通知
6.24 MON
ポートフォリオレビュー
7.6 SAT
特別参加
ブルーノ・ケシェル
ライター、キュレーター
Self Publish, Be Happy主宰、ロンドン芸術大学 キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ及びにローザンヌ州立美術学校の客員講師。2010年に若手写真家の活動を支援する「Self Publish, Be Happy」を設立。以後、テートモダン、Kunsthal Charlottenborg (デンマーク)、MoMA PS1、National Gallery of Victoria (オーストラリア)などで数々のイベントを開催。2015年に著書『Self Publish, Be Happy: A DIY Photobook Manual and Manifesto』をAperture Foundationから出版した。また、当団体の出版レーベル「SPBH Editions」からは、ルーカス・ブレイロック、カーメン・ワイナント、ロレンツォ・ヴィットゥーリらの写真集を刊行している。そのほか、世界中でのワークショップや講演を通して、現代写真に興味を持つ企業のコンサルティングも行っている。
特別参加
キム・ジョンウン
The Referenceディレクター、IANNBOOKS発行人兼編集長
2007年に出版社IANNBOOKSを設立し、コンポラリーアート写真雑誌『IANN』の編集長として活動し、多数のアート写真集を出版している。Art Sonje Center SAMUSOの教育チームを経て、「Seoul Photo Festival 2010」キュレーターや「Daegu Photo Biennale 2012」 チーフコーディネーターなど、写真フィールドで幅広く企画に携わっている。2018年芸術複合スペースThe Referenceをソウルに設立し、現在さまざまなアジアの国際交流プロジェクトを進行中。またアジアのエディターシップを基盤とする非営利芸術団体「unit circle」のメンバーとしても活動する。Sookmyung Women's University(韓国)で産業デザインを専攻、Middlesex University(イギリス)にて芸術学博士過程修了。
レビュー時の通訳はこちらで用意しますが、ご自身で連れてきて頂いても構いません。
アイヴァン・
ヴァルタニアン
GOLIGA、ライター、編集者、キュレーター
ライター、編集者、キュレーター、発行者。Aperture社(ニューヨーク)で編集者として働いたのち、1997年来日。光琳社出版にて勤務後、2000年にGOLIGAを設立。主に日本の写真家の展覧会やインスタレーションの企画・プロデュース、写真集の出版を行う。主な著書は、金子隆一氏(東京都写真美術館)との共著『日本写真集史1958年-1986年』(英日仏共同同時出版、赤々舎、Edition du Seuil、Aperture、2009年)、『Setting Sun: Writings by Japanese Photographers』(Aperture、2007年)では編集を手がける。観客参加型のパフォーマンスや本という形にとらわれない写真集の制作などを通し、写真家・作品・観客それぞれが現在の時代に応じた形で写真を「体験」できる企画の実現を目指している。これまでの参加アーティストは森山大道、ライアン・マッギンレー、川内倫子、ホンマタカシ、横田大輔、マーティン・パー、 アレック・ソスなど。2015年4月ニューヨークにて開催されるフェスティバル「Shashin: Photography from Japan」に監修者として参加。今秋『マガジン・ワーク:雑誌によると日本写真史』を出版予定。
伊藤貴弘
東京都写真美術館学芸員
1986年東京生まれ。武蔵野美術大学美術館・図書館を経て、2013年より東京都写真美術館に学芸員として勤務。主な企画展に「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」展、「いま、ここにいる―平成をスクロールする 春期」展など。
大橋修
アートディレクター・グラフィックデザイナー
ミッドインク、中島デザインを経て、1997年有限会社フィッシュデザインを設立。2007年3月、有限会社thumb M(サムエム)に社名変更。2008年NY ADCメリット賞、同年TDC入選。主な仕事に、「ISETAN MEN'S 3rd floor catalog」「SHIBUYA PARCO キャンペーン」等ファッションカタログ、キャンペーンのアートディレクション、「アメリ」「パンチドランク・ラブ」「御法度」「SOMEWHERE」等映画告知物、「IMA」「Libertin DUNE」「T.」等雑誌のアートディレクション、「幻覚より奇なり」「梅 佳代『男子』」などのブックデザイン等多数。
小高美穂
フォトキュレーター
1980年神奈川県生まれ。上智大学英文学科卒業後、Falmouth Collage of Arts(イギリス)写真学科修士 課程修了。ストックフォトのフォトエディターや写真ギャラリー勤務を経て独立。写真を中心とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、作家マネージメント、執筆を中心に、日本と世界をつなぐ様々 なフィールドで活動している。 日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。
菊竹寛
Yutaka Kikutake Galleryディレクター
1982年生まれ。タカ・イシイギャラリー勤務を経て、2015年夏にYutaka Kikutake Gallery を六本木に開廊。Nerhol、平川紀道、田幡浩一、小林エリカなど、インターナショナルに活動しこれからのコンテンポラリーアートを切り開いていく気鋭のアーティストたちを紹介。生活文化誌「疾駆/chic」の発行・編集長も務め、ギャラリーと出版という2つの場を軸に芸術と社会の繋がりをより太く、より豊かにするようなプロジェクトに挑戦中。
www.ykggallery.com
須々田美和
SESSION PRESSディレクター
1995年より渡米。ニューヨーク州立大学博物館学修士課程修了。ジャパン・ソサエティー、アジア・ソサエティー、ブルックリン・ミュージアム、クリスティーズにて研修員として勤務。2006年よりDashwood Booksのマネジャー、出版社Session Pressを設立し、日本の写真家の紹介に務める。Museum of Fine Arts Boston、Contact Photo, Tronoto, twelvesbooks photobook symposium, Visual Study Workshopなどで日本の現代写真について講演を行うほか、国内外のさまざまな写真専門雑誌や書籍に寄稿する。2013年からMack First Book Awardの選考委員を務める。2018年より、オーストラリア、メルボルンのPhotography Studies Collegeのアドバイザーに就任。
鈴木理策
写真家
写真家。1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。写真集に『Water Mirror』(Case Publishing・日本芸術写真協会)、『SAKURA』『White』『意識の流れ』(全てedition nord)、『Étude』(SUPER LABO)、『海と山のあいだ』(amanasalto)、『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)、『熊野 雪 桜』(淡交社)など。
www.risakusuzuki.com
タカザワケンジ
写真評論家
1968年、群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。写真評論、写真家インタビューを『アサヒカメラ』『IMA』『芸術新潮』などに寄稿。『Study of PHOTO 名作が生まれるとき』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。著書に『挑発する写真史』(金村修との共著)がある。IG Photo Galleryディレクター。東京造形大学非常勤講師。
高橋朗
Photo Gallery International ディレクター
1976年千葉県生まれ。早稲田大学第二文学部にて平木収氏に師事。在学中より、フォト・ギャラリー・インターナショナルにて写真の保存・展示に関する業務に携わる。2010年よりギャラリーディレクターとして川田喜久治・三好耕三・今道子をはじめとした展覧会の企画を担当、The Asociation of International Photography Art Dealersに参加。
中島佑介
POSTディレクター
1981年生まれ。長野県 出身。早稲田大学商学部卒業。2002年にlimArtをスタート。2011年には出版社という括りで定期的に扱っている本が全て入れ代わるブックショップ「POST」をオープン。恵比寿の店舗では常に入れ替わる本棚に加え、ドイツのSTEIDL社のメインラインナップが常に並ぶオフィシャルブックショップとなっている。現在はPOSTのディレクターとして、ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、その他Dover Street Marketのブックシェルフコーディネートなどを手がける。
www.post-books.info
深井佐和子
アート・コーディネーター、エディター
1981年東京生まれ。上智大学文学部英文学科卒。2008〜2018年まで東京の現代写真ギャラリーG/P gallery、及びartbeat publishersのエディターを務めたのち独立。2014〜18年までロンドン及びアムステルダムに滞在し、現在は東京を拠点に、展覧会コーディネート、アーティストサポートなど主にヨーロッパと日本をつなぐ様々なプロジェクトに従事。また翻訳者・編集者としても活動し、『写真は魔術』(C .コットン 著・光村推古書院、2015年)日本語版翻訳を手がけたほか、『花椿』(資生堂)『IMA magazine』(株式会社アマナ)などのメディアでコントリビューティング・エディター、コーディネーターを務める。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術環境専攻准教授。
保坂健二朗
東京国立近代美術館主任研究員
1976年生まれ。慶應義塾大学修士課程修了。企画した主な展覧会に「フランシス・ベーコン展」(2013)、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(2016)、「日本の家」(2017)など。連載や執筆も多く、かつて担当していた『朝日新聞』の「視線」ではアントワン・ダガタの『抗体』や石川竜一の『絶景のポリフォニー』など写真集を取り上げてもいた。
山峰潤也
水戸芸術館現代美術センター学芸員
Photo by Mika Kitamura
多摩美術大学映像演劇学科卒業。東京芸術大学映像研究科修了。映像やビデオインスタレーションの制作を学んだ後、同分野を主な専門に展覧会企画、作品の保存などに携わる。東京都写真美術館、金沢21世紀美術館を経て現職。主な展覧会に「3Dヴィジョンズ」「見えない世界の見つめ方」「恵比寿映像祭(4回−7回)」(以上東京都写真美術館)、「Aperto04 Nerhol Promnade」(金沢21世紀美術館)、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」「霧の抵抗 中谷芙二子」(以上、水戸芸術館現代美術ギャラリー)。ゲストキュレーターとして「SHARING FOOTSTEPS」(2015/Youngeun Museum of Contemporary Art/韓国)、「Eco Expanded City」(2016/WRO Art Center/ポーランド)などに参加。2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員。日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ・メンバー。
太田睦子
『IMA』エディトリアルディレクター
早稲田大学第一文学部卒業後、91年サントリー入社。その後、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などの男性ライフスタイル誌で、特集を中心に、旅、食、文学、アート、写真などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者となり、さまざまな雑誌の他、アートプロジェクトや単行本、美術館のカタログ制作、映画『ハーブ&ドロシー』のプロモーションなどに携わる。2012年1月より写真雑誌『IMA』のエディトリアルディレクター。