MY WORKS

カメラを通して変容する風景

「基本的には、晴れた日に街を歩き、風景の断片を撮影して作品をつくります。
写真は目で見た風景を、カメラという光学機器で四角い平面に納める行為。
でも絞ってピントを合わせて、背景をぼかすという人間の『目』にはない機能が入りこんでくる。
視覚の精巧なコピーなはずなのに、『写真』は実際の見た風景とはまったく異なったものになる。
『写真』の物語性より、僕の見た風景が、カメラを通してどう化学反応を起こすのか-----
僕は、単純にその変容に興味があるんです」

ロボットのオブジェ。メッキの複雑な光の反射も、すぐに高解像度モニタで再現できる
1枚目の写真の別カット。撮った写真を、その場でモニタ上で確認し、別アングルから再度撮影した
植物の影が落ちる、大げさなハニートーストのオブジェ。アブストラクトになりすぎない距離感で撮影
撮ったその場でモニタで確認し、微調整しながら再度撮影。このような工程を踏んで街の何気ない風景から、違和感を写真に落としこんでゆく
手前のタイルと、奥のウィンドウとの異なる質感の光の反射が表現されている
Y字路の三角地帯。ビルの合間から差し込む朝の光が、看板やシャッターにきれいに回っている

伊丹豪 イタミゴウ | 1976年徳島県出身。2004年、キヤノン写真新世紀佳作受賞。写真集に『study』『this year’s model』(共にRONDADE)等。また展示も東京、大阪、台湾、ベルリンと国を問わず精力的に行う。昨年2月に個展「this year’s model」を中之島バンクス de sign de にて開催した。

MY STYLE

私の写真の流儀

伊丹の使うカメラは『SIGMA dp3 Quattro』。有効画素数約2900万画素のFoveon X3ダイレクトイメージセンサーを組み合わせたハイエンドコンパクト機だ。「オートフォーカスは遅いし、かなり癖のあるカメラなんですが、センサーの機能は飛び抜けていて、撮った写真は画素数以上の解像感があります。僕はなるべく高画質なカメラを使いたい。『行き詰まったら、いいカメラに変えりゃいい』という荒木経惟さんの意見には大賛成ですね(笑)」

 
MY FIRST IMPRESSION

Surface Bookに触れた、伊丹豪の第一印象

─  伊丹さんの作業環境は?
「昨年、4Kプロジェクターで投影する作品をつくった時に、メインマシンをそれまで使っていたMacから4Kの映像を扱えるGPUを搭載したWindowsに変えました。システムの根幹が一変することに危惧もありましたが、得たものの方が大きかったですね。高いスペックがないと、新しい表現は生まれないと実感しました」

─  Surface Bookを使い始めた動機はなんですか。
「出張先での作業が増えてきたので、高解像度ディスプレイを搭載したパワーのあるノートブックを手にいれるべく、真剣に探して、性能を比較検討していたところなんです。一方で、作業効率の向上以上のことを期待しています。たとえば液晶ディスプレイを取り外して、写した画像を撮影した場所に置いてもう一度撮影して……。一枚の構図の中に同じ絵が並ぶ、という入れ子構造のような新しい表現も試すことができそうですから」

─  Surface Bookを使ってみたい主なシチュエーションは?
「撮影を終えた後、自宅での作業の前にカフェで気軽にセレクトができそうです。タッチパネル搭載なので、ピンチアウトで正確にピンを確認できますし、出先での作業効率の向上は、大きなアドバンテージになると思います」

─  ハードとしての質感の感想を教えてください。
「とにかく軽いですね。撮影時に持ち歩くのも、まったく苦になりません。僕は縦位置の写真しか撮らないのですが、液晶ディスプレイを取り外して、撮ってすぐに縦位置の写真をモニタリングできるので、かなり便利です。タッチパネルの画面に指紋がつきにくいのもいいですね」

MY FAVORITE POINT

伊丹豪が注目するSurface Book 4つのポイント

出先でもスムーズにRAWデータを現像
「僕は短いスパンでより高機能なカメラに買い換えるため、扱うデータも年々大きくなる。Surface Bookは持ち運び可能なサイズでありながらハイスペックなので、スムーズにRAWデータを現像できる。出先でもデータを扱えるのは魅力ですね」
高解像度ディスプレイで自由なクリエイティビティを獲得
「Surface Bookのディスプレイは非常に解像度が高く、また色の再現性も高いので、自宅作業マシンの4Kモニタに近い感覚で写真のセレクトや加工をすることができる。さらに自由なクリエイティブを得られた感覚です」
撮影の合間にもタブレットの感覚でタッチペン操作
「液晶モニタを裏返しに取り付ける『キャンバスモード』がいいですね。この状態だと、キーボード部に内蔵されているGPUのパワーが使えるので、画像処理が速くなる上に、タブレットの感覚で、指やペンで直感的に操作ができる。撮影の合間にいろいろな使い方ができそうです」
パスワード認証なし。屋外作業に便利な顔認証機能
「普段使っているAdobe PhotoshopやCapture Proがタブレットの要領で、直感的に作業ができる。顔認証のログイン機能も、屋外の作業では特に便利ですね」
「これまでは屋外で1日撮影して、家に帰ってからメインマシンで作業するのがルーティンでした。しかしここ1年で、地方での撮影が増えはじめたので、外からでも母艦のデータにもアクセスできるよう、作業環境にNASを導入したんです。Surface Bookを実際に使ってみて、一番のクリエイティブへの変化が、撮った写真を外出先で現像して、気軽にセレクトできるようになったことです。さらに、写真セレクトを撮った直後と自宅の時間差で二重に行うことによって、自分の写真に対する客観性が急激に変化してきましたね。何度見てもいい写真もあるし、時間が経って良くないものは消してしまう。Surface Bookで、メインマシンでの作業の縛りがなくなり、クリエイティブが自由になった実感があります」
 

Microsoft Surface Book

超薄型、かつ圧倒的な美しさと繊細なタッチ操作を可能にする 高解像度ディスプレイを実現した、究極の一台。

  • スクリーン:13.5 インチ PixelSense™ ディスプレイ
  • 解像度:3000 x 2000 (267 PPI)
  • プロセッサ:第6世代Intel Core i5/i7
  • メモリ:8 GB / 16 GB
  • 記憶域:128 GB、256 GB、512 GB
  • バッテリ駆動時間:動画再生最大 約12時間
  • 参考価格:¥221,184(税込) ~
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